中々良くならなかった気管支喘息の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
9歳 男の子
生後すぐに喘息になり、夜になると呼吸がしにくくなり、痰がからみ、咳が酷くなり眠れなくなる為、漢方薬で体質を変えていきたいと来店されました。
雨の日、気圧が低くなる時に喘息が悪化しやすくなるそうです。
病院ではメプチン、フルタイド、ムコダイン、ホクナリンを処方されているそうです。
脂っこい物、水分をよく摂るそうです。
中国医学的に『痰湿停疎』の状態と考えらえます。
その為、体に溜まっている痰、湿を排泄していく漢方、熱毒素を解毒していく漢方、消化吸収を助けていく漢方などを渡ししました。
1か月ほどして体の重だるさがよくなり、喘息の発作も減ってきているそうです。
2か月目になり、痰が絡む事も少なくなり、夜中の発作はほとんどでなくなってきているそうです。
夜も眠れるようになり、体の疲れもとれて体調もいいそうです。
3か月目には、病院の薬を飲まなくても良くなり、発作も出なくなって元気になられておられます。
体調がいいため、しばらく続けて頂いております。
中国医学の考え方は、喘息で痰が多い場合は、余分な水分、甘い物、脂っこい物、味の濃い物、欧米食は避けていく必要があります。
これらを食べすぎますと胃腸に負担がかかり、体調を崩しやすくなります。
また、水分の摂り過ぎで不必要な痰が作られて喘息は悪化していきます。
その為、喉が乾かないのであれば、無理に水分をとらないようにして下さい。
とればとるほど痰は作られていき喘息は悪化していきます。
葉物の野菜、海藻類をシッカリとる事で胃腸がシッカリしてきます。
喘息は漢方薬で良くなられる方が多くいらっしゃいます。
一人ひとり体質や自覚症状が違うため、必要となる薬草も違ってきます。
色々試したがうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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